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新刊・おすすめ本

【写真集】 遺された家―家族の記憶 【写真集】 遺された家―家族の記憶
太田順一 文/写真
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全国で増え続ける「空き家」
子どもが巣立ち、親が亡くなり、住む「あるじ」を失った「空き家」ばかりを撮った写真集。そこには家族との思い出の品々が数々遺されています。
家族が残した様々な痕跡が昭和の香りと共に遠い記憶を呼び覚ます廃墟でもなく、廃屋でもない、遺された家。
山口、奈良、和歌山、京都、広島、大阪、三重にて撮影した主に家の内部の139ショットは圧巻です。
一般書 A4変形 並製 3,000円+税       
翰苑(かんえん)2016.11 vol.6 翰苑(かんえん)2016.11 vol.6
姫路大学 人文学・人権教育研究所
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特集は「童謡が生まれるとき」と題し、大正7年、雑誌『赤い鳥』の創刊と共に誕生し今日まで百年近く日本の子ども達に親しまれてきた「童謡」の歩みをふり返ると同時に、日本の「童謡」が生まれた背景についても述べられている。
明治14年を起点として主に学校音楽として広まった小学唱歌は歌詞の難解さや詞と曲の不整合などが批判され、そうした唱歌に対決して、芸術として真価のある純麗な子どもの歌が志向する動きが生まれた。
明治・大正期に第一線で活躍した詩人、作家、評論家、歌人、画家たちの多くが、新しい日本の「童謡」を生み出すことに好意的であったことに驚かされる。
「童謡」の歩みについて、それぞれの論者が、鈴木三重吉、与田凖一、阪田寛夫を取り上げて紹介している。

一般書 並製 1,200円+税       
もう一つの空海伝 もう一つの空海伝
丸谷いはほ 著
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一族の期待を一身に担った真魚(後の空海)は中央の官僚を目指し、旧都平城京の大学寮に入学を許されたが、ある日、大安寺の山門前で一人の沙門に呼び止められ、吉野の比蘇寺へ行けと告げられる。
仏教修行のため、大学を出奔した真魚は一路、比蘇寺(吉野)へと向かう。
そこからさらに「一度聞いたことは決して忘れず、どんな難解な内容でもたちどころに理解する」という密教の秘法中の秘法「求聞持法」を体得すべく修行地を求めて、前鬼と名乗る蔵王権現の修験僧と旅に出る真魚。
その道中、宇智郡須恵神宮寺境内の「内市」で、後に空海を経済面で強力にバックアップしたとされる丹生族の女人と運命的な出会いを果たすことになるが・・・・
一般書 B6版 上製本 1,700円+税       
異端と孤魂の思想 ― 近代思想ひとつの潮流 ― 異端と孤魂の思想 ― 近代思想ひとつの潮流 ―
綱澤 満昭 著
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日本の近代思想の中で、著者は島尾敏雄、岡本太郎、橋川文三、深沢七郎、赤松啓介らの思想を「異端の思想」、そして東井義雄、小林杜人のそれを「孤魂の思想」として位相を与えている。
島尾はヤポネシア論、岡本太郎は縄文土器、橋川文三は日本浪曼派、深沢七郎はムラ社会、赤松啓介は性の民俗学、それらを柳田国男の民俗学との対峙によって、著者はそれぞれの「異端」を鮮鋭に浮かび上がらせている。
一方、東井義雄と小林杜人について著者は、日本人の最も情緒的な感情である肉親の情に思想が敗北する「転向」へと向かった二人を孤独な魂、すなわち「孤魂」と名付けている。
どちらも近代日本の精神史から日本人とは何者かを探り当てる上で、いわゆる学校のテキストから抜け落ちた、いや故意に隠されたものだと著者は断じている。
そして、巧妙に隠された思想を補完することによってしか、日本人の精神を深く理解することはできないと言っているのである。
一般書 上製 B6判 300頁 2,000円+税       
翰苑(かんえん)2016.3 vol.5 翰苑(かんえん)2016.3 vol.5
近大姫路大学人文学・人権教育研究所 著
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巻頭エッセイ 大学はどこへ行くのか/綱澤満昭
【特集】司会/松下正和
身近な文化財を災害と日常の滅失から守るために/内田俊秀/吉原大志/藤木 透/竹本敬市/多仁照廣 

【論考】
中学校社会科「近世身分」学習の改善の視点 ―日本文教出版(歴史的分野)の分析を中心として/和田幸司
日本における外国人支援制度と子ども/松島 京
社会的養護に関する制度改革の動向と背景/松浦 崇
村上一郎に少しふれて/綱澤満昭
「赤とんぼ」の解釈と表現法をめぐって
 — 三木露風と山田耕筰の「赤とんぼ忌」に寄せて/和田典子
これからの小学校における英語教育/岸本映子
一般書 並製 1,200円+税       
翰苑 (かんえん)2015.11 vol.4 翰苑 (かんえん)2015.11 vol.4
近大姫路大学人文学・人権教育研究所 編著
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特集「アイデンティティと表現」 

「『わたし』の居場所」は71歳の男性が新幹線の中で放火し死亡する事件の報道を通じて「生きづらさを抱える人々」について考察し「わたし居場所」について「わたしの物語」を誰かに聞いて貰える重要さ、「誰かがそばにいること」の意味を上野千鶴子の学説を紹介しながらひとり一人のアイデンティティの問題を社会的な視点から総括的に論じている。

「金子みすゞ 童謡と自己表出」はみすゞの才能を認め開花させた西條八十との関わり、さらに、その華開いた時期から筆を折るに至るまでを社会的な立場の弱さ-特に女性であることによって「わたしの居場所」を失って追い詰められていくみすゞの自己表出を周知の「わたしと、小鳥と、鈴と」を軸に語る。

「第二言語環境におけるアイデンティティと日本語学習支援」は自己表出を第二言語である日本語で行うことによって新たなアイデンティティを獲得していく日本語学習者の支援について考察する。
一般書 並製 1,200円+税       
こころとからだ 奄美再生のレシピ こころとからだ 奄美再生のレシピ
田町まさよ 著
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全国で無肥料・無農薬の野菜・野草を使った料理教室や食事会、セミナー、瞑想会などを開催している著者が重度のアトピーを8年かけて奄美の自然と食、人に助けられて自然に癒し、心身共に再生した自身の経験をもとに、奄美の豊かな自然と人、料理と食べ物についてエッセイと料理レシピで綴っている。
レシピは島の野菜や果物を使った一皿、伝統食、野草の酵素ジュース・・・など、約100品を掲載。
総ページカラーの料理の本。
南島叢書97 並製 1,400円+税       
翰苑(かんえん)2015.3vol.3 翰苑(かんえん)2015.3vol.3
近大姫路大学 人文学・人権教育研究所 著
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特集
「外国につながりのある子どもたち」に寄せて/田中亨胤
私が出会った外国につながる子どもたち
 ―ベトナム人の子どもたちの現状とその後/金川香雪 
外国につながりのある子どもの教育保障と家庭支援/松島 京
外国につながりのある子どもと言語教育
 ―子どもの最善の利益を考えた支援の可能性/吉田晃高
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
列女伝瞥見(中)
 ― 金史と宋史の列女伝/渡瀬 茂
三木露風と山田耕筰 芸術への苦悩
 ― 初公開の友情の書簡を手がかりに/和田典子
祖先崇拝と御霊信仰/綱澤満昭 
近世身分社会における〈御剃刀〉の種姓的特質/和田幸司 
葦屋ウナヒ乙女伝説をめぐるモニュメント空間について(Ⅰ)/松下正和
英語教育における外来語の影響の分析と指導への提言/岸本映子
(資料報告)
団塊世代の児童が受けた家庭教育論(Ⅰ)
 ― 雑誌「家庭教育」の特集を通覧して/田中亨胤
一般書 並製 182頁 A5判 1,200円+税       
宮沢賢治の声 啜り泣きと狂気 宮沢賢治の声 啜り泣きと狂気
綱澤満昭 著
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没後、童話作家としてその名を高めた宮沢賢治。
その短い生涯をたどりながら、作品の底に流れる思想を読み解く作業は彼の声に耳をそばだてることと等しい。
どんな家にうまれ、どのように考え、どのように生きた中で、数々の名作がうまれたのか?
           
農への突入と悲哀             
帰農の唄/東北における稲作/縄文など
山男への思い            
柳田国男/縄文文化/瑞穂の国など
東北・縄文・鬼            
谷川健一/原初の人/仏教以前など
家・父親・宗教            
家と個人の関係/禁欲など
童話について            
大正期の児童文学/「注文の多い料理店」など
徴兵をめぐる問題            
父への手紙/徴兵忌避など
あとがき/年譜             
           
一般書 上製 B6判 216頁 1,900円+税       
翰苑(かんえん) 2014.11vol.2 翰苑(かんえん) 2014.11vol.2
近大姫路大学 人文学・人権教育研究所 著
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目次
播磨の魅力/中元 孝迪 
断片的深沢七郎論/綱澤 満昭 
橘孝三郎の天皇論/岩崎 正弥 
列女伝瞥見(上)
遼史列女伝の賢女と烈女/渡瀬 茂 
三木露風と山田耕筰 若き日の恋と望郷 
日本初のリュート曲「嘆」の誕生をめぐって/和田 典子
「本願寺末寺帳」における身分的特質/和田 幸司 
古代郷域史研究序説 
丹波国氷上郡の諸郷を例に/松下 正和
文法的〈数〉と冠詞に関連づけた名詞の体系的指導 
動画の教材開発とイメージ・スキーマによる指導/岸本 映子
一般書 並製 194頁 A5判 1,200円+税       
SUMI workbook SUMI workbook
Christine Flint Sato 著
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日本の墨と和紙と筆を使って、絵や文字を書いてみたいという人向けのワークブック。

“墨と筆は魅力的だけど、「書道」となるとむずかしそう。もっと気軽に習いたい”そんな多くの外国人の要望に応えた初めてのテキスト。

筆の持ち方・進め方、墨の濃淡の出し方、自在な表現法、水墨画に近い魅力等を英語と写真で分かり易く解説し、100点余りの掲載作品は、まさにアート。

巻末には主な用語をローマ字・漢字・英語で掲載している。

墨や筆、和紙などの購入先も付記されているので、初心者も安心。

このworkbookを見ながら墨と筆使いの魅力をアート感覚で楽しめる。
一般書 並製・A4判・136頁 2,000円+税       
唄者 武下和平のシマ唄語り CD付 唄者 武下和平のシマ唄語り CD付
武下和平 著
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第1部は実際に奄美民謡武下流として多くの唄者を育ててきた著者 武下和平が「誌上シマ唄入門教室」として実際のレッスンのエッセンスを披露している。
なにより本書が画期的なのはこれからシマ唄を習ってみたいという人のために初心者にもっとも適している課題曲5曲を現代語訳をつけて解説し、武下和平が付属のCDで歌っているところである。
 「シマ唄」の理解に必要な基礎知識編も盛り込まれている。
第2部は、奄美でさまざまなシーンで歌われる「祝い唄」、「半学」といわれる「教訓歌」を取り上げ、現代語訳とともに、歌唱法、歴史的解釈や文化的価値についての深い知識と考察が著者の武下和平と聞き手の清眞人の間で交わされる。第2部においても武下和平が抜粋した節を歌いCDに収録している。
第3部は奄美が生んだ百年に一人の唄者 武下和平のエピソードに満ちた回顧録。
南島叢書96 並製 A5判 208頁 2,000円+税       
在日華燭の典 異民族と異文化のはざまで 在日華燭の典 異民族と異文化のはざまで
辛 榮浩(シン・ヨンホ) 著
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学者でもなく、思想家でもない。
政治的発言でもない。
市井の一在日コリアン二世の飾りのないホンネがここに吐露されている。

目 次
短編
拭えぬ痕跡
コラム/大韓機で良識ある対応望む/憎悪表現の横行心痛める/強制連行問題解決へ英断を
羽〈はばたき〉撃
コラム/認識共有した教科書必要/歴史教科書に「暗黒」を憂う
若狭路の青春
コラム/首相の「不戦」額面通りには/関東大震災を思い出す放言/前空幕長の論文に驚き 
母が遺した手紙
コラム/万景峰号再開在日には切実/祖国統一を果たしたい/在日華燭の典
評論・エッセイ
ウリクル(朝鮮文字)の盛況情報に思う
文芸同京都の歩みと共に
何故小説を書くのですか
「朝・日平壌宣言」一〇周年今(…) 年こそ国交正常化を
浮島丸殉難六八周年の日に
豊臣秀吉の「やきもの戦争」と「耳塚」に思うこと
民族教育の現状と課題
コラム/朝鮮学校との交流門戸広く/日朝関係は未来志向で
あとがき
<解説>に代えて 韓丘庸
陶院叢書 上製B6判 280頁 2,000円+税       
翰苑(かんえん)創刊号2014.3vol.1 翰苑(かんえん)創刊号2014.3vol.1
近大姫路大学 人文学・人権教育研究所 著
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菅家後集の詩「謫居春雪」を読む/三木露風第三詩集『寂しき曙』分析と鑑賞/故郷喪失とナショナリズム/現代宗教の指導者崇拝/そばにいるということ/教育、福祉の諸制度における「養護」概念/近世港湾都市機構「形成」過程/播磨の災害記念碑/近世被差別民の「主体」としての信仰
一般書 並製 232頁 A5版 1,200円+税       
ふしぎな朝鮮のアメ売り ふしぎな朝鮮のアメ売り
髙 貞子/文  キム・ヘジン/絵 著
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母親を亡くした孤独な少年の耳に飴売りの不思議なリズムが聞こえてきます。飴売りの言うにはこの飴をなめると、いやなことはなんでも好きなことに交換できるという。
少年がなめた飴にははたしてどんな不思議な魔法がかけられていたのか・・・・
そして少年が見たものは?

ほんわか、あったか、
ほのぼのとした気持ちにつつまれる絵本
読み聞かせにもピッタリです。
陶院叢書 上製 AB変形 24頁 オールカラー 1,600円+税       
島の小説集 二天抱擁 島の小説集 二天抱擁
神野麻郎 著
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根源的な生命的自然としての島を、達意の筆致で描く島と島をゆかりとした本格的短編小説集。タイトル「二天抱擁」を含む9つの物語。


観音山の頂きには十一面観音を祀る補陀洛山松林寺の奥の院があり、麓には通夜堂がある。その通夜堂の本尊、カンギさん(歓喜天)が盗まれたという噂が島じゅうを震わせた。
時を同じくして島の若夫婦、直次郎とトヨに異変が・・・
毎夜、トヨが苛まれる悪夢と直次郎の狂気は、果たしてカンギさんの怒りの表れなのか、島びとの喪失感なのか・・・



南島叢書95 並製 B6判 280頁 1,900円+税       
続編キラキラどもる子どものものがたり~少年新一の成長記~ 続編キラキラどもる子どものものがたり~少年新一の成長記~
堅田利明 著
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2007年に出た『キラキラ どもる子どものものがたり』の続編!

「どもる」ということがどういうことか、身近にあっても正しく理解できていない「吃音」

「吃音で悩んでいる子どもやその家族等の助けになるような本を作りたい」という著者の想いから生まれた一つの物語。
中学生になった「吃音」のある主人公、新一少年は多感な時期を日々どう生き、成長していくのか。

「吃音」で悩んでいる思春期の子どもやその周りのあらゆる人待望の「キラキラ」少年版。

一般書 並製 A5判 212頁 1,500円+税       
奄美八月踊り唄の宇宙 奄美八月踊り唄の宇宙
清 眞人 ・ 富島 甫 著
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奄美の本土復帰60年の節目にあたって南島叢書第94巻めにして初の
「奄美の八月踊り唄」の現代語対訳付の本格的論考が刊行となった!
著者の清氏は奄美三世であり、もう一人の著者富島氏は奄美在住にして太平洋戦争とその後の復帰運動を経験した。
富島氏が根気強く収集記録をおこなった奄美に伝わる「八月踊り」の時に歌われる「八月踊り唄」をベースに清氏が対訳を仕上げ、そこに民俗学的視点からの奄美の文化・芸能論を展開した。

「奄美の八月踊り唄」の男女の掛合い唄こそが、ひとのコミュニケーションの原点であり、現代人が失い欠けている《生命感の回復》と《共感的絆の回復》を気づかせてくれるという。
南島叢書94 並製 2,000円+税       
思想としての道徳・修養 思想としての道徳・修養
綱澤満昭 著
立ち読みする 注文する
「道徳」や「修養」がどのようにしてこの国から消え去ってしまったのか?

「道徳」アレルギー、「修養」と聞くと、なんとなく胡散臭いものと感じる人たちに向けて、著者の、思想史の全研究の成果を投じた「道徳・修養」学テキストができました!

道徳なき時代といわれる現代。
本書は「道徳・修養」を懐古的に礼賛するものではなく、位置した時代によって変質した「道徳・修養」というものの本質を衝く。
戦前・戦中「道徳・修養」を道具に、国家権力がいかにして民衆を巧に操ってきたたかがよく理解できる。
だが、実はそれだけではない。それ以前にも、支配側が秩序を盾に「道徳・修養」を巧妙に利用した。
そして戦後は経済を支配する側が同様に利用してきた。
現代では「道徳・修養」が耳障りの良い言葉に置き換えられているにすぎない。
一般書 上製 B6判 264頁 1,900円+税       
気象・気候からみた沖縄ガイド 気象・気候からみた沖縄ガイド
真木太一 著
立ち読みする 注文する
単なる観光地の紹介だけじゃつまらない!

意外と知られていない沖縄・宮古・八重山の天候。
気象を知り尽くした真木太一博士が沖縄の気象と気候を具体的な研究データを駆使しして分りやすく解説しながら「とっておき」の旅の見どころとタイミングを紹介している。

沖縄旅行を計画したら旅の予習にもってこいの一冊。
「天候を知れば、旅が10倍楽しくなる」

目からうろこの「コラム」も楽しい。
南島叢書93 並製 1,400円+税       
崔曙海作品集 脱出記 崔曙海作品集 脱出記
鳥生賢二 訳
立ち読みする 注文する
1920年代、日本の朝鮮植民地政策がますます露骨化する中、ロシア革命に触発された朝鮮労働運動の高まりに合わせるようプロレタリア文学がようやく芽生えていった。
ここから「新傾向派」文学が誕生する。

「新傾向派」の代表的作家 崔曙海の翻訳作品が纏った形で日本に紹介される初めての書。

目次
故国/拾参円/脱出記/パクトリの死/飢餓と殺戮/洪水の後/白琴/毛布/金魚/紅焔/新しい道を歩む/解説(韓丘庸)/年譜
陶院叢書 B6判 232頁 上製 1,900円+税       
いろは文字鋂(いろはもじくさり) いろは文字鋂(いろはもじくさり)
江尻成泰 著
立ち読みする 注文する
「しりとり」といえば、幼子の遊びだが、これは優雅で知的な大人のしりとりワールドだ。
15世紀室町時代の中期に流行した「文字鋂(くさり)」という歌あそびに出遭ってしまった著者が独自のルールのもとに更に「文字鋂」を進化させてしまった。

ルールはシンプル。
同音でつないだ尾音と頭音をたどっていくと「いろは歌」になるというもともとの「文字鋂」の約束事を踏襲すること。
文語体(旧仮名遣い)であること。
できる限り定型を守ること。
一度使った句はつかわないこと。

しかし、あろうことか著者は、この「いろは」を読み込む歌に意味を持たせようとしたのである。結果、空想の扉は開けっ放しにされ、古事記や万葉集、はては都々逸もどきまで誕生させてしまう。

古典と文字くさりに興味のある方には絶好のテキストとなる。
また、気軽にポケットに納めて『いろは文字鋂(くさり)』の世界に出かけてみるのも一興。句についての解説文ものびやかで楽しい。


一般書 B6判88頁 1,200円+税       
愚者の精神史きれぎれ-農本主義から柳田国男、宮沢賢治、そして鬼 愚者の精神史きれぎれ-農本主義から柳田国男、宮沢賢治、そして鬼
綱澤満昭 著
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著者の長年に亘る研究の姿勢は、代表的といわれるもの、主流といわれるものへの迎合を拒否し、常に懐疑的な視点を持つことに貫かれている。
かつて「柳田学批判」への転回を恐れることなくやってのけた著者綱澤満昭が、自らの「日本の近代思想史研究」の道のりを振り返る時、自在に語られる農本主義から柳田国男、宮沢賢治、そして鬼論。
必然のつながりが鮮やかに浮かび上がる。
柔らかな著者の語りも魅力的。

「日本の思想史研究」などと聞くと、専門書か。とたいてい腰が引けるという人に是非読んでほしい。お薦めする!

一般書 B6判196頁 1,900円+税       
特別支援を難しく考えないために-支援教育が子ども達の心に浸透するように- 特別支援を難しく考えないために-支援教育が子ども達の心に浸透するように-
堅田利明 著
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 重版しました!!

「ことば」や「コミュニケーション」を柱に約20年にわたり吃音や発達しょうがいの子供達とその家族の支援にあたってきた言語聴覚士の著者が教育現場における具体的な対処法を丁寧にガイド。

発達しょうがいについては書籍も多数発行され研修会も催されているが、知識が先行するあまり、適切な対応がとられていないケースも多く見られる。

そのような現状を間近に見てきた著者が「ちょっとした工夫、視点を変えてみることで解決に導いていけることが思いの他多い」と気付き、長年の臨床経験を基にしょうがいを持つ子供達との関わり方や対処のヒントを7つの事例とともに具体的に示唆している。
一般書 A5判224頁 1,500円+税       
あまみの唄あそび くろうさぎはねた あまみの唄あそび くろうさぎはねた
こうだ てつひろ 詩
立ち読みする 注文する
絵・石川 えりこ

鹿児島と沖縄の中間にある「奄美大島」。
南の海にポッカリと浮かぶこの小さな島には、素晴らしい自然と独特の文化や風習が、今でもたくさん残っています。
そんな奄美の魅力満載の唄あそび絵本。奄美の自然を思い浮かべながら、読んでみて下さい。子どもたちへの、読み聞かせにもピッタリです。
南島叢書92 AB変型判/32頁 1,200円+税       
<font size=+1>エッセーのような</font> 沢 孝子評論集 エッセーのような 沢 孝子評論集
沢 孝子 著
立ち読みする 注文する
これまでに『プラスチックの木』『あまみの羽衣』『コンクリートの蛇』などの詩集を発表してきた
詩人・沢 孝子が、島尾敏雄・石川啄木・山之口貘・黒田喜夫・小野十三郎を読み解く!

詩人のしなやかな感性と独自の視点で、
作品に見え隠れする作者の心象を
鮮やかに切り取った
渾身の一冊。

今までの評論に見られない新たな着眼点に「目からウロコ」。
従来の作家像とは別の側面が、リアルに伝わってくる。
一般書 上製/A5判/168頁 2,200円+税       
砂マンダラ<font size=-1>~インド人間模様~</font> 砂マンダラ~インド人間模様~
恵原義之 著
立ち読みする 注文する
 これからのビジネス・シーンで大いに注目されているインド。
 そのインドで、マーケティング会社の現地事務所長として働いていた著者が、インドでのビジネスの交渉の実態を小説風に描きました。自分のペースで物事を進め、交渉相手としてはイライラさせられもすればしたたかで手強い面も持つインド・ビジネスマンの一端が垣間みられます。また、インドの新聞に時事批評マンガを載せているT・カガヤ氏による、役人や商売人、僧侶などのカリカチュアもあって、いまのインドを理解する入門書ともなる一冊です。
さし絵 T.カガヤ
一般書 B6版/224頁 1,400円+税       
<font size=-1>-弱者の味方、天才詐欺師-</font><Br>痛快!! キム・ソンダル -弱者の味方、天才詐欺師-
痛快!! キム・ソンダル

韓丘庸 監修
北十字星文学の会 編訳
注文する
金先達(キム・ソンダル)は、韓国・朝鮮ではたいへんポピュラーな存在であり、民間説話の痛快ものの筆頭に挙げられてきた人物です。
頓智がきいて、「悪を懲らしめ弱きを助ける」庶民の味方、まるで韓流・一休さん⁈ 時には屁理屈までも駆使して、悪徳商人や役人をやり込める。そんな姿が庶民の喝采を浴びる一方、悪知恵の働く天才詐欺師ともいわれているユニークなキャラクターです。
本書では、子どもにも楽しめるような話を精選して22編一挙に掲載。ユーモアたっぷりに語られる金先達の活躍は、小学生にも読み易いようにルビも充実、書き下ろしのイラストもふんだんに載っています。
陶院叢書 B5判/212頁 1,600円+税       
板付け舟で都会を行く 板付け舟で都会を行く
盛岡 茂美 著
立ち読みする 注文する
南海日日新聞に連載されたユーモア小説、刊行!

前作『都会(まち)に吹く南風(はえ)』から10年後。奄美を出て東京でひとり高校の教員をしている男、丸山俊一。彼をたよって故郷のシマから二人の後輩が転がり込んできた。
ちょっとばかりズレた後輩や学校の生徒たちにふりまわされながらも、今日も「スットコレ」の精神で都会(まち)の海を漕いで行く。
南島叢書90 B6判/340頁 1,600円+税       
根の国へ <font size=-1>秀三の奄美語り</font> 根の国へ 秀三の奄美語り
清 眞人 著
立ち読みする 注文する
シマ唄の掛け合いの文化、相撲の文化、戦後混乱期の伝説的人物であったマジアニ、性に関する話、死に関する話等、奄美の魂(ソウル)を形作る様々なエピソードが、秀三さんをはじめとする奄美ゆかりの人々によって語られる。奄美文化を深く探究する一冊。
南島叢書89 B6判/312頁 1,900円+税       
ベトナムに架ける橋 愛は時間を超えて ベトナムに架ける橋 愛は時間を超えて
加野 一平 著
注文する
本物語は、日本とベトナムの友好と親善を願って書き上げたもので、ベトナムの女性と日本の男性との純愛物語と、戦前、戦中、戦後の親、子、孫の三世代を題材とし、愛と、奉仕、情熱と感謝、それに、反省を書き上げた物語である。執筆するについては、八十五歳の年齢の中で、異国ベトナムの若い二十代の女性の恋心を書き表すことに大変苦労した。私は、真実の愛には民族の違いも国境もない共通した心の契りと思っています。 (本書 序より)
一般書 B6判 1,143円+税       
南洋いくさ物語 テニアンの瞳 南洋いくさ物語 テニアンの瞳
儀間比呂志 著
注文する
南洋を旅行中、ホームシックに陥り、ふと覗いた沖縄芝居の「球陽座」で、沖縄芸能の素晴らしさに魅了され、住み込むことになった。そして、その島で出会った彫刻家・杉浦先生から美術の基本と技法を学ぶ。
しかし、楽園のような島の人々にも、暗く冷たい戦争の影が忍び寄ってくる…。

「リトル・オキナワ」といわれたテニアン島を舞台に、「沖縄いくさ物語」三部作に続く「沖縄戦」を描いた版画絵本。
南島叢書88 AB変形判/32頁 1,600円+税       
南島の畑作文化 ―畑作穀類栽培の伝統と現在― 南島の畑作文化 ―畑作穀類栽培の伝統と現在―
賀納章雄 著
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 本書は「伝統」という言葉をキーワードに、現在の南島における畑作穀類栽培の様相を考察する。
 アワ・ムギといった伝統作物のついての聞き取り調査や、一度は衰退しながら、近年、復活の傾向にあるキビ、祭祀での使用のためなどで細々と栽培され続けている穀類の様子を、それに関わる人々の意識とともに浮かび上がらせることで、南島の穀類栽培の様相を「伝統」という観点から検証していく。
 また、宮古島や竹富島等の島々のフィールドワークで、アワ専用のカマやウスといった、これまで取り上げられることの少なかった農具を紹介するなど、この分野の研究を進める上での資料としても注目される。
 約16年にわたって著者が続けてきた調査研究の成果をまとめた書である。
南島叢書87 A5判/288頁 2,800円+税       
キラキラ <font size=-1>どもる子どものものがたり</font> キラキラ どもる子どものものがたり
堅田利明 著
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第三刷 できました!

「どもる」ということがどういうことか、多くの人が『知っている』と思っています。しかし、それが当の子どもにとって、家族にとって、どんな問題なのか、正しく理解できている人はとても少ないのです。

「吃音で悩んでいる子どもやその家族等の助けになるような『本』を作りたい』
そんな著者の想いから一つの物語が生まれました。

中学生になって、精神的に成長していく新一少年とそれを支えるまわりの大人たちの物語。『続編 キラキラどもる子どものものがたり~少年新一の成長期~』も併せてどうぞ。
http://www.kaifusha.co.jp/pub/detail_232.html


一般書 A5判/144頁 1,400円+税       
<font size=-1>詩集</font> 宇宙語 <font size=-1>んんん</font> 詩集 宇宙語 んんん
かわかみまさと 著
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第11回平良好児賞受賞!!

んんん、って何だろう。始めのことば? 終わりのことば? 宇宙の
ことば? 既存の詩のイメージにとらわれずに自由奔放に言葉が繰り
出される詩集。
一般書 A5判/148頁 2,000円+税       
塔 和子詩集「未知なる知者よ」 塔 和子詩集「未知なる知者よ」
塔和子 著
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いのちの流れの中で幾たびもやってきた嘆き、悲しみ―。それらの苦
境を乗り越えて書き留められた「詩」の数々は、著者の生きた証しで
ある。

目次

流れのなかで/金魚/祭典/ガラスの顔/鯛/そこにいるとき/花/行く/終わったものから/淡雪/魚/かすかな声を/花瓶/虫/罠/人の谷間で/汽笛/枷/胸の泉に/ちょっぴり光って/ひそひそと言葉を/あわい色ではなく/ほんとうの自分を/虹/バラ/遠く見ながら/未知なる知者よ/ひとつの街で/赤い炎/一輪の花/あるとき/羊/一回きりの太陽/出来上がった料理のように/食事/ふりむくと/光っている世界/欲/げっぷ/師
一般書 A5変型判/100頁 1,500円+税       
塔 和子詩集「不明の花」 塔 和子詩集「不明の花」
塔和子 著
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これを書いた時期は「最も読んだり書いたりという詩作生活に励んだ時期」と述懐するように、詩の命「ことば」に正面から取り組んだ著者の熱い思いが伝わる。

目次

陽春/不明の花/沼/音/彼方に/人の林で/食虫植物/かざしたものは/歯車/瓶/食事/不確かな目/優しい鬼/フィルム/手負いの動物/鳥/風景/向こうから来るもの/本/あちら/どこからも/役割/銃口/自然は私より/光る糸/雑念/シャボン玉/生/書く/対面/祈り/療園の昼/川/より深いならくへ/時の重さ/うすばかげろうよりも/動く/燃える顔/人の時/雑食/日溜まり/鑑定人/
一般書 A5変型判/100頁 1,500円+税       
塔 和子詩集「愛の詩集」 塔 和子詩集「愛の詩集」
塔和子 著
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「出会いの詩」「別れの詩」、人が生まれてきた中で、誰もが経験する若き日の愛の感情を瑞々しい感性で描いた『愛の詩集』は、読む者のこころを捉えてはなさない。

目次

初秋/とどかない/瞳の奥に/時のリボンを/私の領土へ/目/白桃/ぬすまれた心/私の大地/すくえば/花/面影/白鳥/光/慕情/道/人はなぜ/粒子/かすかに残る香りのように/微妙な花/いまは/明るさ/あがき/突く/青く澄んだ中に/バラと私/覚めてまた/思慕/片恋/距離/寒さ/思いが包んだ/あなたの空の中には/減る/かつて限りなく/空洞/穴/かつては/あの日/居ない/みれん/薔薇
一般書 A5変型判/100頁 1,500円+税       
<font size=-1>奄美随想</font> わが奄美 奄美随想 わが奄美
長田須磨 著
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「奄美」と「女」にこだわり続けた著者が書き残した『記憶』。「島」で生まれ育った著者が、ほろびゆく奄美の言葉や様々な習俗、神々が人々の身近にあった時代を伝える。
南島叢書85 A5判/293頁 2,476円+税       
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