出版 編集・制作 校正・校閲

HOME出版編集・制作自費出版校正・校閲会社概要KAIFUSHA
TEL:06-6541-1807

出版

一般書

嚙むから始まる食育

注文する書籍の紹介中野 智子 著
はじめに  2
第1章
3歳までに決まる健康の基礎 7
時代背景と栄養  9
食べることは嚙むこと 嚙むことの必要性  16
嚙めなくなった食事の現状 嚙ミング30  18
嚙むために重要なのは赤ちゃんの歯  24
摂食行動の発達  29
離乳食が左右する将来の味覚と健康  34
望ましい離乳食  43
ベビーフードの流通  49
保育所給食とは  56
食事の基礎である「嚙む」ことから始まる次の効能  58
第2章
唾液の重要性 59
唾液の役割  62
一日の唾液量  65
唾液と食事の関係  67
ドライマウス  70
第3章
食生活の現状 73
食生活を見直しましょう  75
食環境の現状を知りましょう  80
第4章
学童期の肥満が急増 83
なぜ太るのか? 肥満の原因は何?  86
肥満は病気の始まり〈動脈硬化、糖尿病〉  91
食事が関係する子どもの病気、アトピー  94
あとがき  96  

【摂食行動の発達】
体の機能は、時間的経過と体の成長に必要な栄養を負担なくとれるように、変化していきます。では、次に、生まれた後の赤ちゃんの著しい変化について一緒に考えてみましょう

[3歳までがなぜ大切か?]
体格の基礎は、お母さんのおなかにいるときから離乳完了期までで
決まります。肥満の要因といわれる脂肪細胞の数、味覚、腸内環境、成人してからの健康に必ず影響を与える基盤がこの時期にすでに作られているのです。となると、妊娠する前に、「生まれてくる子どものための教育」は終わっているのが望ましいといえます。遅くとも、出産してから行えること、今からでも間に合うこと、ってなんでしょうか。離乳食で、味覚と嗜好が決まり、それが食生活を左右し、甘いものが好き、辛いものが好き、太りにくい、太りやすいなどの体質は離乳食がキーポイントとなります。
離乳食は、腸内細菌にも影響を与えます。「大腸の健康は、その人の寿命を変える」とまでいわれるほど、重要な役割があるのです。
新生児の吸啜行動(お乳を飲む力)は、男女によっても差があります。当然、離乳食の進め方も男女差が出ますので、本来なら男女差により、離乳食にも違いがあって当然なのです。吸啜運動の差は、咀嚼運動(食べ物を嚙む力)に影響を与えます。

[生まれてすぐ始まる本能的吸きゅう啜てつ―反射的吸啜]
当然、歯はまだ見えていません。それでも、生きていくために、無
意識にお乳を吸って栄養を得ます。生まれて間もなく、乳首を吸って哺乳することは、反射的なことです。
お母さんは、100%受け身の赤ちゃんに、いいお乳(食事)を与えられるよう食事に気をつけるべきです。お母さんが食べた物そのままが、赤ちゃんの食事となるわけです。

[空腹になると哺乳する自立した吸う動作]
新生児は、数時間も経つと空腹を感じ、自立した哺乳ができるようになります。舌を使った吸啜(舌で乳首を押し出す)運動は、まだ歯がない間、3、4 か月間効率よく続きますが、次第に成人の吸引運動に近づいていきます。母乳、育児用調整粉乳いずれも空腹感と吸啜がイコールでコントロールできるようになっていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内は、舌が大半を占めていて、母乳などの液体しか入らないような構造になっています。
前歯が生える準備が始まると、生まれたときより若干、口の中に隙間ができます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1章 3歳までに決まる健康の基礎「摂食行動の発達」より
大阪本社:〒550-0011 大阪市西区阿波座1-9-9 阿波座パークビル701 TEL 06-6541-1807(代) FAX 06-6541-1808

東京営業所:〒106-0032 東京都港区六本木4-8-7 六本木三河台ビル5F TEL 03-6890-5362