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  • 日常の中の仏教語
  • 日常の中の仏教語

    南谷 恵敬

    680円+税

    一般書 仏教 / 並製 A6 / 192頁

    日常、何気なく用いている言葉の中には、仏教に由来する語が数多く存在するが、私たちはそうとは知らずに使っていることがほとんどであり、いまではもともとの意味を離れ、まったく違う意味で用いられていることも多い。今回の収録語は「あ行」から「た行」までの76語。「へぇー!そうだったのか」と認識を新たにする言葉の数々。楽しく、面白く、そして教養が高まる本。

    2023.10.19

日常の中の仏教語

日常の中の仏教語

南谷 恵敬

680円+税

一般書 仏教 / 並製 A6 / 192頁

【愛 敬(あいぎょう)】
 「あの娘は愛敬があるね」とか「愛敬をふりまく」などと使われている「愛敬」ということばですが、これは元々、仏や菩薩のやさしく温和な慈悲の表情「愛敬相(あいぎょうそう)」からでていることばです。一般的な読みでは「あいきょう」と濁らずに用いますが、仏教用語としては「あいぎょう」と濁ります。
漢語の「愛あい敬けい」は父母や君主など目上の人に対して心に抱く心情のこと仏や菩薩の「いつくしみ」と「やさしさ」を表す言葉